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2024-04-04

隣地は倍でも買え?


「隣地は倍でも買え」と聞いたことがありますか?

これは隣の土地が売りに出されたら、相場の2倍でもいいから買っておいたほうがいいという格言みたいなものです。

実際に2倍で買っていいかどうかは別問題として、仮に30坪の土地を持っていて、法規制などから2階建てしか建築できない土地だとします。

もしも隣地10坪が手に入って40坪になれば、4階建てまで建築することができるとすれば、将来建築し直せば今の倍の床面積が実現できることになるので、倍の値段で買っても損しないよね、という理屈からくるものです。

これを売主様の観点からすると、土地を売却するときには、まず隣地に声をかけることを覚えておくことです。本当にこれは鉄則です。

実際にまとまるかどうかは別として、仲が良い悪いとかは別として、そのあたりをうまく交渉して進めるのが、不動産業者の役目です。

ましてご自分で隣地に交渉するのは利害がぶつかりますから、その交渉に明るいゴールは見えません。

その点で、広く公開して物件を広告することだけが業者の役割でなく、売主様の代理人として、好条件で交渉する高度な技術が不可欠です。


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