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2024-04-04

レインズの仕組み


レインズとは不動産業者間の、物件共有のサイト(システム)とはご説明済みです。

ちなみにレインズとはReal Estate Information Networkの頭文字をとったもの。

不動産業者って情報を共有してるんでしょ?ということくらいは、一般の方もご存知かと思います。

売買の例でいうと、売主様はある業者に売却の委託をします。すると、委託を受けた業者は、レインズに○日以内に登録しなけらばならないというように業法で厳しく定められています。

不動産業者が行うネット広告は任意ですが、レインズに関しては例外がありません。

専任媒介以上であれば、必ずこのレインズシステムに登録する必要があり、仕組みとしては、東京の物件であっても、北海道の業者がその情報を知ることができ、その業者が購入側の仲介になって、取引を成立させることが可能になっています。

物件を買う人は、知り合いのつてで頼んだ業者で購入したい、というケースはよく耳にしますが、それが実現できるようになっています。

不動産取引は水面下で取引されるというイメージがあるかもしれません。非公開とか未公開物件という広告を目にしたことがあるかもしれません。

しかし、水面下の取引が売主様にとってよい取引になるといえるでしょうか。

よりより条件で購入してくれる購入者を探すには、広く公開して、ある意味で競争状態にして募集することが不可欠です。

その環境を整えるため、宅建業法でレインズに登録することを、私達仲介業者に義務付けているのです。


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