秋らしくなってきました。さて、今回は「売却成功の秘訣は“タイミング戦略”にあり」について、ご紹介します。
<<売却に最適な時期について>>
売買は需要と供給の考え方が大切です。購入者が増える時期に販売時期を合わせるのがセオリーと考えましょう。
■ 購入動機の多くは「ライフイベント」
不動産購入の大きなきっかけは「結婚・出産・進学」です。
特に初めて住宅を購入する層では、その半数以上がこうしたライフイベントを理由に住まい探しを始めます。
新しい生活を迎えるために新居を探すケースは多く、「必要に迫られて購入する」動機が強いのが特徴です。
■ 最も需要が高まるのは1月から3月
「春までには引っ越ししたい」というご家庭が多く、不動産市場は1月から3月に需要が集中します。
進学や入園の前に学区や生活環境を整えたいという背景から、購入ニーズが一気に高まるのです。
この時期に売り出すことで、より多くの検討者に物件を見てもらえ、結果的に売主様に有利な条件での成約につながりやすくなります。
■ 秋から準備、焦らず戦略的に
繁忙期を活かすには、秋までに売却を決め、年内に売却準備を進めておくのが理想的です。
年末年始の広告効果を経て、翌年の需要期に備えることで、売却のチャンスを最大化できます。
また、夏の閑散期あたりに焦って値下げするよりも、時期を見極めてじっくり取り組むことで、満足のいく売却につながる大切なコツです。
季節の写真
三菱1号館
お取引後アンケート
私は買主側でしたが、こちらの条件をしっかり理解いただき、売主様と買主の間に立って調整してくださいました。気になる点についても、すぐに現地へ行き確認していただけました。
他社では「とにかく売れればよい」という態度や、適当な情報を流してくるところも見受けられますが、そのようなことは一切なく、真摯にご対応いただきました。
初めての取引で分からないことも多かったのですが、一つひとつ丁寧にご回答くださいました。特に契約書については時間をかけてご説明いただき、取引の流れもきちんと教えてくださったので、安心して決済まで進めることができました。
不動産の取引は金額が大きく、不安や心配も多かったのですが、田実さんのお力添えのおかげで無事に進めることができました。取引そのものだけでなく、税金・保険・建築などさまざまな点が関連してきますが、田実さんは知識・人脈ともに豊富で、全体を通して大変助かりました。
お取引を終えて
このたびは大切なお取引をお任せいただき、誠にありがとうございました。
初めてのご購入でご不安も多かったかと存じますが、安心して進めていただけたとのお言葉を頂戴し、大変嬉しく思っております。
不動産は契約だけでなく、その後の暮らしや資産にも深く関わるものです。今後ともお役に立てるよう、誠実なサポートを心がけてまいります。
お取引後アンケート
売却を任せる業者さんを決めるにあたり、私はまず買い替え先の物件を先に決めました。その際、購入を仲介してくださった業者さんから売却のご提案もいただきましたが、大切な家を手放すにあたっては、やはり何よりも関係性を重視したいと考え、田実さんにお願いすることにいたしました。信頼できる方にご相談したい――それが一番の理由です。
販売金額の設定をはじめ、細やかな気配りや親身なご相談をいただき、大きな安心感がありました。さらに、物件売却にとどまらず、新居の契約に関するご相談やハウスクリーニングの手配まで、多岐にわたりご配慮いただき、お任せして本当に良かったと感じております。
実際の売却価格についても、当初にお伝えしていた希望通りの価格で販売していただき、大変ありがたく思っております。
物件販売について全くの素人で何も分からない中、丁寧に最後まで販売活動していただき、本当に助かりました。素人ならではの相談にも快く応じていただき、心強く感じました。
お取引を終えて
祖師ヶ谷でランドマークとなるマンションをお任せいただきました。人気物件のため販売期間中は常に他の区画が売りに出せれている中での売却でした。使いやすい間取りで、売主様が常にきれいに保っていただいた物件でした。
結果的には、一度の価格改定にとどめご成約の運びとすることができました。誠にありがとうございました。
売却の背景や課題
・子どもが大きくなり、同じ地域内で戸建てに買い替えしたい。
・購入と売却のどちらを先にするか判断がつかない。
・購入先行にすると、安く売ることになるのではないかと心配がある。
売却への道筋
・状況を伺う中で、今回は「購入先行」をご提案し、高値での売却を目指しました。
・買い替え物件の契約条件をアドバイスし、十分な販売活動ができるよう助言させていただきました。
・販売期間中は、高層階の他の販売物件と比較され、問い合わせに苦戦する時期もありましたが、「慌てないことが大切」とアドバイスさせていただきました。
・同じマンション内の販売在庫が減っていく中で、問い合わせの増加に手応えを感じ、価格交渉なくご成約となりました。
・販売開始から約半年後に契約を締結しました。
今年の夏も猛暑ですね。さて、今回は 「相続対策の基礎知識“不動産の相続方法”」 について、ご紹介します。
■不動産を相続する方法
不動産を相続する方法には、現物分割、代償分割、換価分割、共有の4つがあります。それぞれのメリット・デメリットを整理しましょう。
■現物分割
現物分割は、不動産を物理的に分けて相続する方法です。土地を分筆し別々の土地として各相続人が取得できますが、建物を分割できるケースは 極めて少なく、基本的に分割できないと考えてよ いでしょう。
■代償分割
代償分割は、特定の相続人が不動産を取得する代わりに、ほかの相続人に金銭(代償金)を支払う方法です。不動産をそのままの形で活用できますが、不動産を取得する相続人に経済的負担が生じます。
■換価分割
換価分割は、不動産を売却し、 売却代金を分割する方法です。公平にお金を分け られますが、手間や売却利益に対する税金などが 発生します。
■共有
共有は、不動産を物理的に分けずに 相続人全員で共同所有する方法です。不動産を等分して相続でき、各相続人は持分を取得しますが、 将来売却したいと思っても共有者全員の合意が必 要となるため、処分は困難になります。
季節の写真
咲き始めのシルクジャスミン
梅雨明けも目前ですね。さて、今回は 「相続税対策の基礎知識“贈与の活用”」 について、ご紹介します。
■相続税対策としての暦年贈与活用
*ケース設定*
今回は、「総額1.5億円の財産(不動産1億円+預貯金5,000万円)」を前提にシミュレーションしてみました。相続人は、配偶者と子ども2人。配偶者には相続税の特例(配偶者控除)を適用し、子どもには毎年250万円ずつ、10年間かけて合計5,000万円を贈与するケースを想定します。
■税負担は約100万円軽くなる
この場合、贈与税は10年間で約280万円(子2人合計額)かかりますが、相続財産が圧縮されるため、相続税は約290万円に抑えられます。結果として、贈与なしの場合の相続税約665万円に比べて、合計税負担は95万円軽くなる試算となりました。
■なぜ節税になった?
・年間250万円の贈与は、基礎控除を使った上で税率10%の軽課税ゾーンで抑えられる
・相続財産を圧縮できたことで、子どもの相続税も軽減
・配偶者の相続分には1.6億円まで非課税の特例があるため、贈与を子に集中するのが合理的
■まとめ
「1.5億円の財産があるけれど、どこから手をつけていいか分からない」そんな方には、例えば、年間250万円ずつの計画的贈与が現実的で効果的な第一歩になるかもしれません。
ただし、贈与には税率や控除など細かいルールも多いため、税理士や専門家にシミュレーションを依頼するのがおすすめです。
季節の写真
杉の発芽?! 棒ノ峰にて
お取引後アンケート
一括査定サイトを通じて田実さんとご縁をいただきました。複数の不動産会社とお会いする中で、田実さんが一番誠実に感じられたため、お願いすることにしました。
家を売却するというのは、人生の中でもそう何度も経験することではありませんし、大きなお金が動く取引でもあります。そのため「信頼できる方にお願いしたい」と強く思っていました。
初めて田実さんとお会いしたときに、「この方なら安心してお任せできる」と直感的に感じ、兄弟とも相談の上、家族全員一致で田実さんにご依頼することを決めました。
売買価格についても、売却した家の立地や建物の経過年数を考えると、妥当な価格だったと思います。
家を売却する側も、それを依頼される側も、やはり「信頼関係」が何より大切だと思います。特に、家の売却は大きなお金が動くことなので、その信頼関係はより優先されるべきだと感じています。
田実さんは、その信頼関係を築くのにふさわしい方だと思いました。
また、実際の販売活動には直接関係のないことにもかかわらず、例えば売却益に関するふるさと納税の件についても、税理士の方に丁寧に確認していただくなど、助かりました。そこまで親身に対応してくださったことに、感謝しています。
お取引を終えて
昭和51年のお建物でしたが、土地と中古戸建ての両面で販売をいたしました。駅から5分と近かったため、そのまま建物利用されることも想定し販売活動を行いました。
結果的には、一度の価格改定にとどめ、建物を利用して大規模改修する方でのご成約となりました。誠にありがとうございました。
売却の背景や課題
・実家を兄弟で相続し、価格が急激に下がったとの情報を得て、売却を決定
・依頼する不動産会社については一括査定で見つけることにした。
・親戚が物件に住んでいたので、お引越しのフォローもしてもらえると助かる。
売却への道筋
・建て直す場合の参考プランを作成し、土地としての販売と同時に中古戸建てとしての両面で販売活動を行いました。
・販売開始後、民泊需要が高いことがわかり、中古戸建てとしての販売に注力することになりました。
・渋谷から1駅で、徒歩5分という立地は、ほかの競合物件で出てこなかったため、価格改定は一度にとどめる方針にて売却を継続。
・販売開始から約半年経過後に無事成約。
【業務内容】売買仲介