物件写真の大事さ
まだまだ不動産業界の写真に対する意識は低く、売買物件でもスマホで撮影したものをよく見かけます。
スマホのカメラ機能は広角にも対応し、綺麗に写真を撮れるようになりましたが、やはり一眼など本当のカメラには及びません。
今ではネットで物件を探す方がほとんどであり、画面上の写真の見栄えが反響に大きく影響を及ぼすようになりました。それでは、綺麗な物件写真とはどのようなものでしょうか。
・部屋を広く、水平垂直に撮られている
広角レンズを利用することが必須です。また、下から上に向けたり、反対に高い位置から見下ろすように撮っては、物件の良さが伝わりません。水平垂直に、広角レンズを利用して撮ることです。
状況によっては、室内を撮るのにバルコニーや部屋の外側から撮る工夫もありでしょう。
・部屋全体が明るいこと、窓からの景色も見えること
スマホで部屋を明るく撮ろうとすると、窓の先は真っ白になってしまいます。
部屋を明るくすることと、窓からの景色も見えるように撮ることは、一眼カメラで撮影した後に、専用ソフトで編集する工程が不可欠です。
部屋も明るく、そして窓からの風景も写っている写真を想像してみてください。物件の良さが伝わってくるのがイメージできると思います。
・午前中の撮影
正午を過ぎると、日光が黄色っぽくなり、部屋全体の明るさが半減してしまいます。日差しの差し込むお部屋を表現するには午前の撮影が必須です。
・スマホのタテ画面にも対応
スマホで物件検索される方は90%以上とも言われています。スマホは縦画面ですので、縦に撮影した写真の方がより画面全体に表示されダイナミックに印象が伝わります。
縦写真を意識的に撮影することも大切です。
・スポット撮影も
基本的には広角レンズが活躍しますが、望遠側のレンズを使ってスポット撮影すると、雰囲気のある写真を撮ることができます。
カーテンに日が差し込む柔らかな窓際の表情だったり、お庭のお花や植物の一部だったり、一点にフォーカスした写真もグッと印象がよく伝わります。
今回は以上です。参考になれば嬉しく思います。