2024-08-23
「インスペクション」について
こんにちは。寒い日が長かったですが、ようやく春の陽気になりましたね。さて、今回は「インスペクション」について、ご紹介します。
■インスペクションとは
宅建業者が専門家による建物状況調査(=インスペクション)の活用を促し、建物状況調査の普及を図ることで、建物の基礎・外壁の劣化具合や雨漏りなどの状況・不具合事象の状況を目視などによって調査するものです。
■既存住宅売買瑕疵保険とは
インスペクションの結果を活用した保険で、中古物件売買の売主様のためのものです。売買により引き渡した後に発生した修理費用を補償する保険です。
■目的はなに?
中古物件の取引を活発にするためです。欧米では、購入する前のインスペクションは当たり前とされています。これまでの日本は新築物件が多数を占める市場でした。すでに住宅ストックは世帯数を声、空き家が年々増加傾向にあります。
■2024年4月からの改正点
これまでは宅建業者にインスペクションの斡旋が義務付けられていましたが、実施の普及が図られませんでしたので、斡旋しない場合の理由付けが必要になりました。
まとめとして、、、
インスペクションをすることで多くの場合はある種のお墨付きが得られ、値引き交渉のされにくい取引が可能になります。
季節の写真
砧公園の桜です。
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