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2020-04-16

不動産取引の主役を、ユーザーに


私は「不動産取引の主役をユーザーに」したいと願っています。私が独立した理由は、現状の不動産業界のサービス基準から考えるのではなく、私自身が良い・正しいと思う本質の不動産サービスを実現したいと考えたからです。

では、主役がユーザーではない今の不動産業界とは一体どういう状態のことでしょうか?

それは、不動産業界のプレイヤーの多くが「情報の非対称性」を利用して、依頼主の利益より、利己的な取引が優先しそれがまかり通っている現状のことを指しています。

不動産業者が主役になってしまっているひとつの事例として、 “両手取引”を禁じていないことがあります。アメリカでは1業者が、売主と買主双方の依頼を受けることを禁じています。これは本来売主と買主は利害が対立する立場であり、その両者から委託を受けることは、利益相反行為とみなされるからです。

しかし現状は、仲介会社の一件あたりの手数料率が大手であればあるほど6%に近いという現実は、“両手取引“を「企業として恣意的に計画している」ことの表れではないかと思います。

(補足) 仲介手数料は、「3%+6万円」が法定上限であり、1件あたりの成約料率が6%に近い実績があるということは、”両手成約の割合が高い”ことを意味しています。

本来、制限なく情報をオープンにして買主を募ることが、高く早く売却できることの条件であります。 しかし実際は、囲い込みによって、物元業者自社のお客にしか紹介させないと言う方法がまかり通っており、これを防ぐことは不動産の流通制度を変えない限り難しいことです。

求める希望の不動産と出会うことを本気で行動している人の元に情報が届く、という極めてシンプルなことが業界の商習慣・制度上から阻まれており、私の力だけでこれを変えることはできません。

弊社は、不動産パフォーマンスを高めることに主眼をおいた事業展開を行なっています。

不動産取引の主役がユーザーになれば、幸せな人が増え、世の中が変わると考えています。 不動産は”社会の基盤”であり、不動産自体が便益を産むものではないため、世の中が変わるというのは言いすぎかもしれません。しかし、不動産の正しい利用方法や活かし方を知れば、利用者の生活向上や事業のパフォーマンスが向上し、正のスパイラルを作るきっかけになれるものだと思っています。

弊社の「不動産取引の主役をユーザーに」する事業

売買仲介事業では、主に不動産を売却される方のための仲介業務を行っております。販売戦略立案のすべてにおいて高いクオリティと、その実行力が大切だと思っています。わかりやすく・丁寧で・スピード感あるご提案をお約束いたします。

不動産顧問という事業では、企業の不動産管理マネジメントについて、正しく安全な取引へと導くことで、本業の事業利益を向上させるサポートをさせていただいております。

不動産管理事業では、不動産活用のマネジメントを弊社が代行することで、オーナー様は手間と時間をかけずに、不動産が生む収入とそれにかかる支出を下げることができ、収益パフォーマンスを上げるためのお手伝いをしています。

不動産をきっかけに幸せを掴む人が増えるよう、弊社は最良の不動産サービスの提供を心がけています。


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