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2025-08-21

相続対策の基礎知識“不動産の相続方法”


今年の夏も猛暑ですね。さて、今回は 「相続対策の基礎知識“不動産の相続方法”」 について、ご紹介します。

■不動産を相続する方法

不動産を相続する方法には、現物分割、代償分割、換価分割、共有の4つがあります。それぞれのメリット・デメリットを整理しましょう。

■現物分割

現物分割は、不動産を物理的に分けて相続する方法です。土地を分筆し別々の土地として各相続人が取得できますが、建物を分割できるケースは 極めて少なく、基本的に分割できないと考えてよ いでしょう。

■代償分割

代償分割は、特定の相続人が不動産を取得する代わりに、ほかの相続人に金銭(代償金)を支払う方法です。不動産をそのままの形で活用できますが、不動産を取得する相続人に経済的負担が生じます。

■換価分割

換価分割は、不動産を売却し、 売却代金を分割する方法です。公平にお金を分け られますが、手間や売却利益に対する税金などが 発生します。

■共有

共有は、不動産を物理的に分けずに 相続人全員で共同所有する方法です。不動産を等分して相続でき、各相続人は持分を取得しますが、 将来売却したいと思っても共有者全員の合意が必 要となるため、処分は困難になります。

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