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2015-12-19

辻堂移住生活  ~湘南ライナーetc 都内通勤編~


たじつ
たじつ

こんにちは。不動産の顧問業をしております、宅建士の田実です。この記事は、2012年〜2016年途中まで、わたしが辻堂に住み、毎日東京まで出勤した体験談を書いたものです。辻堂への移住を考えていらっしゃる方のお役になれたら嬉しいです。

辻堂へ越してきた当時(2012年)とても意外だったのは都内通勤者の多さです。ものすごく多いです。ぼくのまわりの友人・お知り合いは大体そうで、中目黒・品川・新宿・代々木上原、、、という風に。ぼくの勤務時代は、東京駅勤務の時と東西線東陽町駅の時があり、東京駅の時は「辻堂→東京」間をJRのみで乗り換えなし。東陽町勤務の時は「東京→大手町」間を歩いて「大手町→東陽町」間を東西線、という通勤生活をしてました。

今回は、湘南(辻堂)から都内へ通勤する場合、どんな通勤生活になるのかを実体験メインに綴りたいと思います。移住計画者さんの妄想のひと助けにしていただければと思います(*^^*)

”辻堂” 駅乗車の上り列車

辻堂から都内へ向かう電車は、東京駅・上野駅経由で東北本線(宇都宮線)・高崎線に直通する ”上野東京ライン” と新宿駅経由で高崎線に直通する ”湘南新宿ライン” があります。2015年3月15日より前は、東海道線と湘南新宿ラインでしたが、このダイヤ改正によって、上野東京ラインが新たに加わります。

都心まで通うことを前提にしたら、東京駅へ向かうのが ”上野東京ライン” で新宿に向かうのが ”湘南新宿ライン” と覚えておけば十分です。湘南新宿ラインの本数は少なく、上野東京ライン4~6本の間に湘南新宿ラインがあるといった風で1時間に3本程度。

朝7時台を例に挙げる(湘南新宿ラインを太字)と、7:01 7:04 7:07 :10 7:13 7:16 7:19 7:22 7:25 7:29 7:31 7:34 7:40 7:46 7:48 7:51 7:54 7:58 という具合。

湘南新宿ラインは横浜から分岐しますので、大崎・恵比寿・渋谷・新宿に通勤したい方はこの数本に乗るしかありません。一方、品川・新橋・東京駅へ到着する列車は約3分おきにあるという状況です。また、平日の始発や土日休日の昼間は、辻堂→東京まで乗車時間52分でいけますが、通勤ピーク帯になる、例えば7:01分辻堂発ですと、61分かかります。意外と差があります。平日乗り降りする通勤者が多いからですね。

”藤沢” 駅は下車・乗車数が多い

藤沢駅はJR・小田急江ノ島線・江ノ電の3線が交差するターミナル駅。そのため、JR上り列車の朝の時間帯(詳細は後述しますが、辻堂発8時台)は、藤沢で下車して乗り換え(特に小田急江ノ島線で北上)する方がポツポツいます。また乗ってくる方も多いです。

始発から6時台にかけた上り列車 “始発は座れる”

まず始発。「こんなに人いるの?」と思うほど朝型人間多し。さすがに座れますが、ガラガラという雰囲気とは違いますね。始発に乗って「みんな出社する前に一仕事だ~!」ができる人は、辻堂から普通車利用の通勤が苦にならないはず。自分なんかは、帰宅23時~24時でしたから、帰ってからご飯食べてお風呂入って…etc があるので、さすがにこのような始発生活は無理でしたw

7時前後の東海道線 ”川崎駅以北で座れることアリ”

ぼくは実際に、辻堂発7時前の東海道線で東京まで通う期間が1年程ありましたが、この時間帯は辻堂から座れることはほぼ皆無です。。混雑状況は、新聞を畳んで読めるくらいの余裕はありますw 本数は地下鉄並みに来ますが、常時混み具合はこんな感じ。

”7:01辻堂発” の電車ですと ”東京駅着が8:02” ですから、7時台(7:00~7:45くらい)の上り電車乗車層の多くは上京(都内勤務)サラリーマン組。したがって、この時間帯の上り電車は、横浜で下車する人は少数で、川崎あたりからぽつらぽつら下車する人が増えてくる感じ。川崎で座れたらぼちぼちラッキー 横浜なら今日運がいいな!!という確率です。当然ですが品川からざざ~と降り始め、新橋過ぎるとガラガラになります。

8時以降の東海道線 ”学生の藤沢下車を狙う”

そして、次は8時台の電車ですが、この辺から変化が出てきます!サラリーマン層上京組だと、9:30出社とか10時出社という遅め出勤がOKな人達ですが、この時間帯登場されるのが、高校生とパート組の方々です。この方たちの特徴的なのは、藤沢で下車する可能性が高い!特に学生さんは、小田急線に乗り換え、沿線の高校に通っているのと思われます。たまに、大船駅までいく学生さんもいますが、その前に張っておけば、藤沢(もしくは大船)で座れる確率が高いです。

ポイントは、藤沢駅の ”小田急線乗り換え階段付近の車両” に乗車することです。小田急線乗り換えの方法は2経路あり、ひとつはJRの改札を出てから小田急藤沢駅にグルっと回るパターンと、”小田急線乗り換え専用階段” を使うパターン。ぼくは前者パターンの位置で、降り待ち作戦をでしたが、もしかしたら乗り換え専用側の方が降りる学生は多いのかもしれません。これは実験しておりません。。

藤沢駅では降りる人も乗る人も多いですが、藤沢駅乗り換えの人達をロックオンするには辻堂以西で乗車することが必須ですから、そういう意味で辻堂はなかなかいいポジションです。藤沢から乗車するのではすでに長い列ができてますから、先頭だったとしても結構厳しめです、、、

この8時台(自分は8:00~8:10分発に乗車)だと、感覚的には藤沢で座れる確率3~4割、大船-横浜間で座れる確率5割、川崎で6・7割、品川までいったら8割座れる、という感じでした。

上り列車のグリーン車

次はお金にもの言わせパターン(笑)念のための説明ですが、グリーン車は座席指定でないため、グリーン車両にいる場合は着席の有無を問わず、料金を払わなければなりません。

グリーン料金は、乗車距離50kmを境にして料金が変わり、辻堂(藤沢も)駅から東京駅までは超えてしまうため、一段階高い(最高)料金です。

◯ 50km以上・平日グリーン料金:980円(1,240円
※カッコ内は、車内購入の場合
◯   〃 ・ホリデー(土日祝日):780円(1,040円)
◯ 50kmまで・平日グリーン料金:770円(1,030円)
◯   〃 ・ホリデー:570円円(830円)

経験的には、辻堂乗車7時前後の電車ならほぼ確実に座れます。グリーン車待ちの一番最後に並んだとしてもほぼ座れます。最悪、座れそうになければ1本送らせてもよいわけですし。ちなみに、8時台乗車の場合は経験値が少なく不明なんですが、おそらく座れるはずです。その時間帯なら普通車でも途中から座れることが多かったのでグリーン車なら尚更着席できるでしょう。

では、藤沢駅で乗車してくる人はどうかと言うと、非常に微妙です。。2人・3人くらいの空席はありますが、座れずに立たなくてはならない可能性があります。藤沢からだと、空いてる座席探して一直線に座り込む!という心配がいりません(*^^*) こういう点で藤沢より以西の駅はメリットが高いですね!

辻堂→品川間が48kmのため、品川通勤(or品川乗り換え)の方なら、毎日770円が覚悟できれば快適な通勤ライフが可能です(ただし、帰宅の下り列車は別です、後で書きます)。辻堂→新橋は52.9kmと50km超え。藤沢なら新橋まで49.2kmのため安い料金ですが、前述のように座れる可能性が低いです。

グリーン車は、1時間きっかり静かな環境なのでかなりリラックスor集中できる時間です。会議資料の作成をしたり、読書したり、割りきって寝たり、と使えるので、コストパフォマンスはなかなかのものだった、と思ってますw

上り列車の湘南ライナー

続いて湘南ライナーです。辻堂へ移住してから初めてこれを見た時は、レトロな風貌にビックリしたのを覚えています。この湘南ライナー、辻堂乗車の上り列車は超競争率が高いため、ぼくは乗れたことがありません。。停車駅は、辻堂以北、藤沢・大船・品川・東京で、区間に関係なく510円です。

辻堂を経由する上りの湘南ライナーは本数が少なく、湘南ライナー2号が6:52辻堂発→7:40品川着→7:49東京着であり、その次は14号の8:36辻堂発→9:18品川着→9:27東京着までありません。そのため、9時前までに東京(or品川)へ出勤したい場合は2号に乗るしかないため競争率がとても高いのです(茅ヶ崎に止まる湘南ライナーは本数が4本くらいあります)。

この湘南ライナーには、”ライナー券” もしくは ”ライナーセット券” を買うことで乗車することができます。前日の9:30~終電までもしくは当日の4:40~発車時刻5分前まで買うことができますが、ほとんどが前日までに完売しまうはずです。参考までに下の写真は、先月の25日(水)の20:00の辻堂駅の券売機画面ですが、翌日の湘南ライナー2号は残り23席です。この後に帰宅してくる人が多いと思いますから大体前日で完売ですが、逆を言えば都内を19:00頃に退社して、20:00くらいに辻堂へ戻ってくるのができる方なら、毎日優雅に湘南ライナー出勤の生活をゲットできるはずです。もしくは奥様とかが旦那さん出勤中に購入しておいてくれるご家庭なら大丈夫です(*^^*)

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もう一つの方法は ”ライナーセット券”を手に入れることですが、これはぼくはチャレンジしたことがないので、未知です。。乗車月の前月の1日14時から販売開始するようですが、辻堂駅の場合は6時45分から整理券配布されて、14時から購入できる、そういう流れだと思います。例えば、1月分のセット券(510円×日数※土日祝を除く)を購入するには、12月1日の6:45~並んで整理券をゲットして、14時以降に購入する、という感じです(詳しくは駅員に確認してください!)いずれにしても奥様などのお力を借りないことには難しそうです。。

下り列車(帰宅時間)の普通電車

結論は、、、東京駅から乗車しない限り着席は不可能です!2015年3月にダイヤ改正が行われ、上野方面からの直通電車となりましたので、東京始発の電車がなくなりましたが(東京始発も若干本数あり)、本数も増えたようですし、着席可能です。座れないこともありますが、1本遅らせれば平気です。東京駅で乗車される方で座席は埋まるため新橋での着席は不可ですね。。また、東京発20時台で概ね7~10分おきに電車がきます。

定期区間(品川〜東京間乗車)であれば、一度東京駅まで戻って乗車するという方法もありです。ぼくの場合は東京駅が勤務先でしたが、新橋界隈から直帰するときや食事して帰宅する時などは、わざわざ戻って東京駅から乗車してました。山手線・京浜東北線ですぐなのでアリですが、品川までいった時はさすがにやりません(品川乗車のときは、湘南ライナーを狙います、次に書きます)。

下り列車の湘南ライナー

先に書いたように、東京駅乗車なら着席して帰れますが、小旅行気分(ビールとつまみを2列横並び)で帰りたいときは湘南ライナーを利用します♪まぁ普通車でもボックス席にいたっては、なぜかビールOK的な雰囲気ですが^^;

下りの湘南ライナーは、概ね30分おきにあります。東京始発の湘南ライナー(正式には ”ホームライナー湘南ライナー◯号という)19:00  19:30  20:00  20:30  21:00  21:30 (22:00がなくて)次が22:30 23:30 と続きます。停車駅は上りと同じで、品川・大船・藤沢・辻堂、、(熱海方面まで続く)です。

この下りの湘南ライナーに乗車するには、発車時刻20分ほど前に切符を購入できれば大体買えます(早い時間帯19時とかはダメかもしれません)が、発車時刻前5~10分くらいですと売り切れしてしまってる場合もあります。

下りの湘南ライナーは、東京駅乗車分には限りがあり、品川駅乗車の分はちゃんと確保されているため、品川から乗車することも可能です。これが先ほど触れた品川乗車で座りたい時の方法です。ただし、経験が少ないですが、東京駅より競争率は高いため、30分くらい前からスタンバイしないといけないと思います。

おまけ ”湘南ライナー車両系統のこと”

辻堂・東京駅間の湘南ライナーは185系と215系の2種類のみで、185系がほとんどです。215系は、下り列車の19:00東京発と20:00東京発の2本のみです。詳しくはこちらのサイトがわかりやすいです。⇒綾繁重工モバイル

185系は、リンクを見てもらえるとわかりますが、新幹線のような進行方向4列席で真ん中に通路があるタイプ。座席を回転させることができるので、4人で囲んでビール飲みながらワイワイ帰るなんてこともできちゃいます。

乗っても510円の満足感が得られないのが215系列車です。これは、普通車の場合、椅子固めかつボックス席のため、知らない人と向き合うことになりますし、席間も狭いためエグゼクティブ感がまったくありません。。185系の場合は、前の座席についてるテーブルを倒してビールのむなり、ノートPC広げるなりできますが、215系はできません!そもそも、着席定員を増やすために開発された車両のようなので致し方ないですね。。。

まとめ

長々と書いてきましたが、快適通勤ライフを送るためのまとめ的なものを書いておきます。

<上り>
◯7時台辻堂発ならグリーン車料金覚悟なら9割5分座れる。通勤定期代+グリーン料金980円×20日=19,600円の負担覚悟。
◯湘南ライナー2号(6:52辻堂発)の切符を買える(=20時ころに帰宅できる or 優しい奥様が昼間に買っといてくれる)なら座れる。通勤定期代+湘南ライナー料金510円×20日=10,200円の負担覚悟。※湘南ライナー上りの手に入れ方は、わたしは調べた限り・未経験のため、必ずご自分で調べてくださいm(_ _)m
◯8時台の辻堂発で出勤時間に間に合う人なら、藤沢で座れる確率3~4割。
<下り>
◯疲れた日は、湘南ライナーが概ね30分おきにあるので、その日の気分でライナー乗車で小旅行気分を味わえる。
◯品川乗車は、グリーン車もしくは湘南ライナーを買わない限り座れない。品川乗車の湘南ライナーは、発車時刻30分前に切符購入できるなら座れる可能性高い。

ぼく自身も移住の壁は「通勤できるのか?」という不安でしたが、終電は東京駅発0時前までありますし、家賃は都内に比べて、1万円以上安くなりますから交通費の多少の出費はいってこい(プラマイゼロ)と思えれば、快適通勤ライフが過ごせます。

通勤時間が増えるというデメリットは確かにありますが、読書時間が増える、休日出勤絶対しない!と思ってウィークデイの集中力が増す、終電が少し早いので無駄な飲み会にダラダラ付き合わなくていい、そして何より休みの目覚めが爽快!というメリットがあります、よ~ (*^^*)

H28.4.25追記 JR以外路線の下り列車について

帰宅時の小田急線の下り列車について、ある程度経験したので、追記します。ひと言で”最悪”です。あまり遅い時間帯は経験していないですが、17時以降都内乗車の下り列車の車内環境は劣悪です。混雑ゆえピリピリしている方が多く、気持ちのいいものではありません。とても残念ですが。。

藤沢まで乗り換えなしで行けるのは”快速急行”ですが、本数が少ないため、相模大野までの混雑はかなりひどいです。かと言って、快速急行の混雑を避けるため、急行に乗ったとしても、ピークのためか列車速度が遅く、さらに停車駅も多いためとても時間がかかります(かかっている気がします)。

小田急線の良さは安さです。藤沢→新宿間で586円!一方、JRでは972円。勤務先から通勤定期代が出るのならば、迷わずJR利用をオススメします!また、多少面倒ですが、下北沢で乗り換えて、渋谷下車。渋谷から東横線で横浜まで。横浜乗り換えでJRで下る、という経路もありです。これは僕の肌感覚ですが、小田急線は途中下車する方が少なく、新百合ヶ丘あたりまで来ないと降車人数が増えません。一方、東横線の場合、横浜までの間で下車する方がチラホラいるという点でも、東横経由の方がよいと思いました。


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